2011/02/02

Rojin×F-STREET フリマわっしょい祭&Joule摘発

・みなさんすいませんでした。
みなさんお久しぶりです。約10日二渡りBLOGを放置してしまいすいませんでした。言い訳させていただくと、連日連夜のテストとレポート地獄です。しかしおかげさまで、無事に今年も必修科目に関してはフル単位で3年生になれそうです。今は編集長から頼まれたサイトの仕事が山積みでして、どうやってかたづけて行こうか?と右往左往しています。とりあえず出来るところからがんばります。
というわけで昨日はテスト&授業お疲れ会&留学がんばって来てね会でした。総勢50人以上の飲み会で注文は全てピッチャーのみというデンジャーな飲み会でしたが、おそらく僕の大学生活の楽しかった飲み会ランキングベスト8には入る楽しい飲み会でした。こーし、まさと、かなこ頑張ってこい。そしてニシノ ショウタ今までお疲れ様でした。

・Rojin×F-STREET フリマわっしょい祭
2月の26、27日と開催されるRojin×F-STREET フリマわっしょい祭に参加させて頂くことになりました。僕はおそらく沢山持っていきます。またどんな商品を持って行くとか、そのあたりのことは日にちが近づいてきたら、書こうと思います。とりあえず1000円札を沢山用意しといてください。
・Joule摘発
昨年年末のアメリカ村のAZUREの経営者たちが逮捕されたのに引き続き、今回はJouleが摘発を受けました。数えられるほどしか行ったことがありませんが、非常に残念です。今やこの日本のニュースはCNNのNEWSでも話題になっています。僕自身も音楽は非常に大好きなのでクラブに音楽を聞きに行ったりしますが、ひとつ遊び場がなくなったと思うと非常に残念です。大阪でnoon、triangle京都ではworld、metroなんかでメインに遊んでる僕ですが、ほんまになんで風営法今まで触れてなかったのにいまさら摘発されてるんやろ?と疑問に思います。特にJouleは最近机や椅子をフロアに増やし、対策をしていたそうです。
年末に摘発を受けたAZUREの元取締役のDJ LEADのBLOGです。みなさんに是非読んでいただきたかったので今回記事を引っ張らせてもらいました。


2010-12-28 11:38:46

事件を振り返り

テーマ:ブログ
どうもみなさん、やっと落ち着きました。

ご心配かけた皆さんに今回の事件について説明したいと思います。


今回私どものクラブAzure とDonflex Loungeが違法風俗営業として摘発されたわけですが、

そもそもどういった法律かといいますと、客にダンスをさせて楽しませる営業をするには
風俗営業第三号っていう許可がいり、その許可があっても日本の法律では一時までしか営業が
出来ないというものです。




僕はもちろんこの法律について知ってましたが、なぜ風俗営業の許可をとらずに営業していたかと
言いますと、僕が知る限り日本のほぼ99パーセントのクラブは風俗営業の許可をとらずに営業しており、


それが僕が知りうるかぎりの20年間のクラブシーンでは当たり前の状況だったからです。


つまり決まった選曲や振り付けを主とし、女性同伴でしか入場できないとするディスコ営業や
チークタイム等があるキャバレー営業を取り締まるためにできた法律だからです。

上記のような営業が風俗営業にあたりそうなのは想像してもらえればわかりますよね、


しかしクラブはそういった場所じゃないし、純粋に個々が音楽を自分のスタイルで楽しめる場所だからです。


しかも僕が捕まる以前から20年くらいの歴史でクラブは5時頃に閉まるっていうのが社会通念上当たり前の事となっていたはずです。


許可も深夜飲食店営業と食品衛生法でまかり通っていたのが現状です。


つまり日本中がそういう認識でいた。


僕を捕まえて取り調べた検事も実際にそういったクラブによく行ってたと言ってました。

しかしそういう社会通念と法律は違うとの事でした。



全てのクラブがそう行った営業でまかり通っていても、やっていいわけじゃないと言われました。



僕ら経営者としても1時までしか無理なのであれば、警察が全てのクラブを一時で閉めるように
働きかけてくらたら他のクラブとのハンディがなくなるから僕らとしてもそれでいいのです。
お客さんもはやく遊びに来てくれるようになるでしょう。


ただ、まかり通っている事を自分達だけ1時にすると営業がやって行けないのが現状です。



しかもこの音響や照明機器を設置してダンスをさせてはいけないっていう法律自体がよくわかりません。


本当にクラブでのダンスが法にふれるなら、なぜこんなにも世の中に雑誌やblogでイベントリポー
があがっているのに今まで取り締まらなかったか、


なぜ日本にこんなにDJがいるのに取り締まらなかったのか?

じゃーターンテーブル作ってる業者や照明機器を作っている会社から取り締まらないのか?


あんなものクラブ以外で使う用途あるのか?



じゃー許可制にすればいいんじゃないか?そういった機器売る場合は風俗営業とっている店じゃないと売ってはいけないとか、、。




そこまでなってきますよね?




僕は今回DJとして客を踊らせていた罪と経営者としてそういった事業を営んでいた罪の
二件で逮捕されましたが、本当は理由なんてどうでも良かったみたいです。


警察は捕まえようと思えばなんでも捕まえてきます。
信号無視でも捕まえれます。


つまり僕の場合大きく報道して捕まえれたらなんでも良かったんです。

僕を捕まえた生活安全科は一番成果をあげにくい部署のためああやって大きく捕まえれたら
成績があがるわけです。


人をおとしいれて成績があがって給料に響くのが警察や検事といった職業です。

もちろん本当に悪い人も捕まえているでしょうが、そういった方法でしか評価の仕様が
ないからしかたないのですかね、、


悪い人をつくらなければ、あの職業は必要なくなるのですから、、





取り調べでは僕のお金の流れを調べ尽くして、やくざとの関係を徹底的にしらべられました。


もちろん僕はそういった付き合いは一切もっていないためなにも出てきません。


捕まったあと家も家宅捜索されたみたいですが、なにもないのでなにも出てきません。


つまり予想と違った訳ですね。



僕は30歳という年齢でクラブ経営をしているので
警察はやくざや薬物売買の資金源とみたわけです。



酒井法子(のりぴー)の事件から警察は完全にクラブを薬物の源って思っています。


しかも、最近そういったものに手をだして捕まった大学生等がクラブは不特定多数の人が
あつまる場所だから出所がばれにくいと思ってからか、みんながクラブで買ったや、アメ村で
買ったって言うみたいです。



でも僕はクラブでそんな事している人は見た事がありません。


第一あれだけ人がいる中で、薬物を売ったり買ったりするのは
普通に考えてリスクが高すぎるでしょ、、。


もちろんアメ村にも8年間いますがそんな売人みたいな人は見た事がありません。



警察はまじめな人が多いので、クラブにも行った事がない人が多いのでしょう。
だからそういったあきらかに嘘とわかる情報でも信じてしまうのでしょう。






僕は弁護士も雇っていたので今回の件について相談した結果
戦えば勝てるとの見解でした。


だって今回の事が法律にふれるというなら今まで警察はなにをしててんって事になりますよね?


しかし戦えば、保釈もきかなくなるし向こうも面子があるので僕を勾留されつづけて一年くらい
はかかると言われました。


僕には給料をあげてご飯を食べさせて行かなければいけない仲間がいっぱいいるので
そんな事に意固地になって戦う事は出来ませんでした。


だから踊らせていた事実を認めて釈放となったわけです。






留置所にいる間は始めの方は、お前が今まで15年間してきたDJって行為は犯罪やぞって言われて
くやしくて涙がでた事もありました。



僕が人生の半分をかけて頑張って来た事を完全否定されたわけです。


けどお前等になにがわかるねんって気持ちだし、


僕は自分がやって来た事には誇りをもってます。




自分自身人見知りな部分もあるし、
仲良くなるまで気軽にしゃべれるタイプではないけど

たくさんの人が僕のパーティーにきてくれて、
楽しかったって言ってくれるだけで
やりがいや幸せを感じてDJやってきました。


正直ギャラなんかはプライドの為にもらってるだけで、どうでも良かったです。
みんなが楽しんでくれて自分も楽しいならノーギャラでもDJしたいくらいです。
生活もあるからみんなそういうわけにもいかないけど、成功しているDJの人はみんな
それくらいの気持ちでDJしているはずです。



弁護士にみせられた新聞にアメ村の会の会長さんがアメ村の灯を消さないでって書いていて
すごく勇気づけられました。




そうアメ村は日本でもまれにみるサブカルチャー発信の町。
キャバクラ等のお水系の店がある通りにクラブがあるのが一般的なクラブ街です。
でもアメ村は様々な種類のファッションや音楽とリンクした町で
しかも歩いて全部みれるから僕の海外の友達もすごくわかりやすくて
興味的な町で楽しいってみんな口をそろえたように言ってくれます。


それに日本には世界にほこるDJがたくさんいます。


こんな素晴らしい文化をつぶそうとしないでほしい。
もっと良い方向に向かうようにむしろ社会に応援してほしい。


そのために
もちろん今後は僕らも苦情や問題ができるかぎりおきないように努力していくつもりです。
楽しんでいる人がいる裏には苦情でなやんでる人がいる事もわかります。
(Azureに関しては上がホテルという事もあり騒音に関しては法的な基準値はクリアしてます。)


またアメ村のクラブが閉まった事によってアメ村のコンビニ、居酒屋、カラオケ、バー等も
経営がきびしいと聞きました。
何千人単位の人がこなくなるので当然ですよね。



でも警察はそんな事は人ごとなのでなにもしてくれません。

悪い人にしたてあげて、自分達の成績があがればそれでいいのです。

僕たちもそんな事いってても仕方ないので出来る事をやっていくしかないなと思っています。





今回の件で僕の事が嫌いな人はおもしろくおかしくあおったり、陰で笑っていたり
色々あると思います。


でも僕の事が嫌いでもヒップホップが好きだったりクラブが好きだったりするなら
これ以上クラブシーンの損失になるような事は言わないでください。


シーンが広がる事こそが僕たちの社会的な力になり、スターアーティストがクラブから
誕生する事が社会的な立場を得る事になると思います。


だからは僕はヒップホップ的にはポップだとか色々リアルじゃないとかそんなのも含めて
クラブシーン全部を応援しているつもりです。
ポップシーンにも影響力をもつからこそそこから本当にヒップホップが好きになる人も
でてくるはずだし、その逆もしかりです。
一般の人がクラブに足を運びクラブミュージックを愛する人が増えれば増えるほど警察も
今回のような事はできなくなるとおもいます。



警察はすべてのクラブを順番に摘発するといっていましたが



僕はどこのクラブにもDJにも僕と同じような事になって欲しくないし
これ以上世間にクラブシーンが誤解を招くような事件を作ってほしくない。





そしてクラブは悪みたいなメディアのあおりに負けず、世間の理解を
得て行かなかればいけないと思います。





今回の事件で売上げが何千万だとか薬物がどうとか裏クラブだとか色々好き勝手書いてる
メディアがありますが、わかるかぎりに抗議文や説明をもとめた文章を書きましたが一つも返ってきません。

それが答えでしょう。全部が嘘だし、膨張です、メディアっていうのはそういうものです。




しかし現代はtwitterやblogといった個人が発する発言力もすごく大きいものになってきてます。
僕のtwitterに対してRTしてくれた方の発言は何十万人の声になってるいるはず。


わかる人にはわかってもらえていると信じています。


ヒップホップで育った僕らは出会っていなくてもみんな心の通じた仲間だと思っています。


むしろ警察や社会にもヒップホップのよさを理解してもらいましょう!



実際最後には警察の僕や店長の担当刑事は

「お前等の事勘違いしてたわ、店長もまわりのスタッフも真面目に仕事取り組んでるいい子らやな。
よくこんな真面目ないい子らばっかり集めたな」

「でも俺等も法律にのっとって上から言われたら取り締まらなあかんからな、ちゃんとがんばってくれ」
そう言ってくれました。

そうわかってもらえただけでも良かったし、いいスタッフに囲まれている事をうれしく思いました。

せめて社員だけでも僕ができるかぎりの保証はしていこうと思っています。



今回世間を騒がす大変な事件に発展してしまった事やまたDJとしてよりいっそう精進するために
経営からは少しはなれようと思っています。




そこで今後は


Azureに関しては新しい会社をつくり店長の福田を代表取締役にして
風営法の許可をとり改装もして二月の末くらいには他のクラブとも相談して
出来る限り営業時間をあわせて営業して行こうと思っております。
楽しみにしていてください。



Donflexに関しては営業はできるのですが、もともとが業務委託運営だったので話合いをしている
段階です。



Butterfly京都に関してはオープンに関してなんの問題もなかったのですが、スポンサーさんが僕の出所
を待ってからオープンさせたいとの意向で先週土曜日25日に無事オープンでき、今からカウントダウンも含め1月の3日まで休みなしで営業します。 もちろんそのあとも毎週金、土、日は営業しています。



今後どこのクラブでも皆さんがパーティー終わりにクラブの外でしゃべっていたらクラブスタッフが注意する事が多々あると思いますが、
それも僕たちのクラブシーンを守って行く上ですごく大事な事です。



苦情がでると警察も動かなくては仕方ないのです。

スタッフもみんな楽しんでるところにそんな事言いたくはないものです。
遊びに来てくれるみんなの意識で少しでも苦情がでないようにご協力お願いします。



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